[15A2] 中心から動く

[15A2] 中心から動く

[15A2] 中心から動く

レッスン内容

ヨガスートラでは、その冒頭でヨガのゴールが「心の働きの止滅」にあると教えます。
心の働きを止滅すること。
でも多くのヨガ指導者は、その止滅の先に何があるのかをあまり語ろうとしません。
心の働きが止まったまま、私たちは生活をすることができるのでしょうか。
そもそも心の止滅とは、生きている間に実現することができるものなのでしょうか。
禅の十牛図では、心の働きが完全な「空」になった先に、再び心の働きや身体の動きが生じ、日常生活に戻る【第十の図】が描かれています。
十牛図では、それがどのような境地なのかを言葉で示してはくれませんが、ロベルト先生と綿本は、それを「心の働きや身体の動きを、ただ観ている」状態だと、自らの経験を通して解釈します。
そしてその時、私たちの心からはエゴが消え、同時に身体の動きはその中心である丹田から発せられることを経験します。
この可逆反応を起こそうとするのが「中心からの動き」であり、動禅とも呼ぶべき、空手、柔道、弓道、気功、太極拳など、様々な東洋の伝統技法や武術はそれを追求するための「型」を提唱してきました。
このクラスでは、綿本がそういった理論的な背景を解説し、ロベルト先生が「バックウォッシュ」という中心からの動きを通して主に後屈系のポーズを深め、「中心から動くこと」の大切さや効果を実感していきます。
ぜひこのクラスを通して、アーサナへのアプローチを革新させていきましょう!
ヨガを始めて一年以上が受講の目安です。


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