[23H2] ムドラーの導きと心を静める技術

「気」＝プラーナを中心に据え、手によって動かす。手が全身の動作を導き、動作が呼吸を促し、呼吸が内なるプラーナを動かす。道教の陰陽、導引の方法に溶け込みつつ、ヨガ、太極拳、気功などの静心法を応用し、中国水墨画の境地、クラスを静かな瞑想の世界に誘う。 このクラスは、陰陽経絡ヨガの考えに基づいた、心を静める練習と言える。 陰陽経絡ヨガは、伝統的な中国医学の経絡治療法を大本に据え、インドを代表する各流派のヨガの最新の実践を取り入れる。さらには、仏教や道教の修行で伝統的に行われてきた気功、導引、太極などの手法を用いて、非常に短時間で筋肉の緊張を解きほぐし、身体の各器官を活性化、自己治癒能力を目覚めさせる。非常に自然な方法で、健康を損ないかけている身体によいサイクルを思い出させるヨガ。 陰陽経絡ヨガは、大変個性的なヨガと言える。クラスごとにテーマを設けて、その目的に沿って考え抜かれたアーサナ、呼吸、鎮静、浄化、ムドラー、座法、経絡マッサージ、瞑想という流れによって、ボディー、マインド、スピリットの合一を図る。 陰陽経絡ヨガの解毒効果は、非常に高い。引導の練習を通して、エネルギーが経絡を貫通し、大脳にダイレクトに届いて、松果体と脳下垂体を刺激するため、神経系、ホルモン系およびに細胞核の活性がもたらされる。それゆえに陰陽経絡ヨガは、老化の進行を抑え、ホリスティックな健康を促進、活力を向上、精神力や頭脳の能力の健康を増進していく。