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class

15J4
次世代の 「マインドフルネス」を科学的に理解する
LESSON ID
15J4
クラス日時
09/15 15:00-16:30
運動量・熟練度
小以上・初級以上
担当講師
中島正明
クラス内容:
マインドフルネスとは、「今、この瞬間瞬間の意図的に注意を向け、評価・判断をせずに、その体験を意識にあげること」。
瞑想したり、ヨガをしたりだけでなく、歩くとき、食べるときなどにも、一つひとつの体験を意識化することがあればもうそれはマインドフルネスの実践と言えるでしょう。
そのメリットは、ストレス低減や幸福感の増大など、枚挙に遑ありません。
現代に生きる私たちは、人間関係、環境、心配事など多くのストレス要因に囲まれています。
ストレスはある程度必要なものであり、それを本来吸収して成長していくことが(反脆弱性)、リーダーには求められていることは事実です。
しかし、やはり過度のストレスは、あなたの潜在性が発揮されることを阻害します。
ストレス低減という見地からマインドフルネスは非常に有効な手段であり、ストレスがかかる社会で生きる私たちにとっては必須のスキルとなっています。
マインドフルネスは、どこまでしっかりと感じ取れるかどうか(意識にあげられるかどうか)がとても大切。
今回は、科学的にかつロジカルにマインドフルネスをしっかりと理解します。
しっかりとした理解はマインドフルネスやヨガ実践の効果を上げるのに、とても大切。
 
なぜなら、その効果は、それに没頭する時に最大化するのです。
何となくの理解だとマインドが納得していないから、迷いが生じる。
しっかりと理解するとそれがいいものであると言う確信があるから没頭できる。
効果が最大化するのは、この時なのです。
今回は、神経科学(脳科学)を主に、また生理学・生化学、分子生物学なども用います。流れによっては、形而上学を持ってくる可能性もあります。それによってそもそもストレスなど存在しないという理解をヨガ哲学含めて理解する試みです。
 
さらには、ホルモンの状態が私たちのストレス耐性を決めていると言う話や、さらには私たちの幸福感やあるいは体重などを牛耳っているホメオスタシスへのハッキングの仕方も公開し、マインドフルネスの良さを存分に味わっていただける内容となっています。
また、周りの方にヨガやマインドフルネスを伝えている方にとっても、解説のための材料を多く得ていただけることでしょう。
今回の「『マインドフルネス』を科学的に理解する〜次世代のマインドフルネス」では、その効果を確実に実感するとともに、最先端のマインドフルネスをご理解いただけます。