[25S3] 東インド古典舞踊オリッシーダンサー“ラフール・アチャリヤ”デモンストレーション

  • レッスンID:[25S3]
  • レッスン内容:
    今夏、新潟、東京、福岡と初来日公演を成功させた、東インド古典舞踊オリッシーの踊り手ラフール・アチャリヤ氏。インドはもとよりNYなど海外でも絶賛されてきたその力強くも美しいパフォーマンスを今回特別に披露。ヨガマスターでもある同氏の研ぎ澄まされた肉体と美しくしなやかな踊りは特に必見。そんな若手実力派ダンサー、ラフール・アチャリヤ氏とともに、唯一無二の弟子である日本人ダンサー篠原英子氏のパフォーマンスともあわせてぜひご堪能ください。

    【オリッシーとは】
    ヒンドゥー教の聖地、東インド・オディッシャ州を発祥の地とし、今なお踊り継がれる古典舞踊、ODISSI(オリッシー)。その歴史は古く、紀元前2世紀頃までさかのぼるといわれています。オリッシーは、「生きた彫刻」ともいわれ、現在、舞台芸術として世界でも高く評価されているインドの誇る素晴らしい伝統舞踊です。

  • 日時:09/25 12:00-12:30
  • 講師名:ダンサー:ラフール・アチャリヤ、篠原英子
ラフール・アチャリヤ

ラフール・アチャリヤ

プロフィール:
1982年、ブラフミンの高名なAcyarya家に生まれる。Guru Deba Prasad Das style(グル・デバプラサッド・ダス流派)の流れを継ぐ、Guru(グル=師)、Shri Durga Charan Ranbir(ドゥルガー・チャラン・ランビール)のもと4歳からオリッシーダンスを学びはじめる。厳しい徒弟制度の中、愛弟子として師の厚い信頼と指導を一身に受け、若くして、しかし着実にその才能は開花する。彼のODISSI(オリッシー)の魅力は、このデバプラサッド・ダス・スタイルならではの深く安定した美しいチョウコ(オリッシーの基本ポーズのひとつで、大きく開脚し相撲のシコを踏んだような型)と、ダイナミックでエネルギッシュな動きである。また、それとは対照的に、まるでスローモーションを見ているような動きの滑らかさと繊細な表現力をも併せ持つ踊り手である。インドで最も栄誉あるといわれるインド舞踊の祭典、「カジュラホ・ダンス・フェスティバル」をはじめ、インド国内の数々の栄誉ある舞台でのパフォーマンス経験はもちろん、アメリカをはじめとする各地での海外公演、レクチャー、ワークショップとその活動もエネルギッシュで幅広い。2008年には、男性ダンサー初のUstad Bismillah Khan Yuva Puraskarアワードを受賞。ODISSI(オリッシー)のシニアダンサーであり、ハタヨガとラジャヨガのマスターでもある彼は、一方でヒンドゥー教文化、特にオリッサ州の土着神であるジャガンナータのカルチャーへの深い理解と知識を備えた、サンスクリット語学者の顔も併せ持つ。神への献身、そして高い信仰心が指先まで満ちた彼のODISSI(オリッシー)はまさに肉体と精神の絶え間ない研磨による結晶そのものだ。2011年、初来日となる「Rahul Acharya Japan Tour 2011 ODISSI ~His Divine Dance~」を開催。現在、世界を舞台に活躍する若手実力派のオリッシーダンサーである。
篠原英子

篠原英子

プロフィール:
2005年、Odissiと出会い、ひと目でその不思議な魅力の虜となる。2006年より安延佳珠子氏のもとでOdissiを学び、数々の舞台経験を積む。デバプラサッド・ダス・スタイルを継承するGuru Durga Charan Ranbirの愛弟子である若きシニアダンサー、Rahul Acharya氏のOdissiに衝撃を受け、2009年より渡印、オリッサ州ブバネシュワルにて弟子入り、以降同氏に師事。帰国後初の自主公演「オリッサの風  vol. 1」を企画・上演。再び修行のためインドへ渡り、師の指導の下、本場オリッサにてNational Festival of Odissi Dance and Musicをはじめ、現地ダンスイベントにソロ出演。師匠を通じ、またオリッサでの生活を通じてヒンドゥーの文化に触れることでさらにこのすばらしい芸術、オリッシーへの理解を深める。素足で大地にステップを踏むとき、私は「ただ、すべては、つながっている。」と感じる。この感謝の心を込めて、ずっと大切に踊っていきたいと願う同氏。今年は師の初来日公演をプロデュースし、自らもステージに立つなど、精力的な活動を続けている。
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