Class

[21G2] ディーサンヨガ - アートオブアジャストメント

クラシカルアサナの適切なアジャストメント法に重点をおいたクラスを展開します。 ハタヨガプラディピカの第一章第一節にもありますように、ハタヨガの知識はシヴァ神から脈々と多くのグルを通じて現代にいたるまで受け継がれてきたものです。日本の武術がそうであるように、ヨガも決して解説書やビデオで習うべきものではなく、あくまでも既にその道を極めたグルから適切な指導を受けつつ、取得していくものである、というのがハタヨガ、そしてマスタースダカーのバックグラウンドである南インドヨガの伝統といえます。こうしたグル直伝の知識や技術といったものは、巷に溢れているヨガ解説本や西洋スタイルの現代風にアレンジされたヨガクラスの中に見出すことは不可能であり、南インドにおいてグルから弟子へと口頭で伝授されてきた貴重な知恵の中にあるものです。今回マスター・スダカーのヨガフェスタ初の指導者クラスにあたり、こうした南インドの伝統的な手法を日本の皆様にご紹介します。パタンジャリヨガスートラ第二章第46節Sthira Sukham Asanamの通り、「アサナとは安定していて快適であること」を第一義においた思想のもと、単純かつ斬新なアサナへのアプローチ及びそのアジャストメント法によって、本場インドのヨガコンペティションで多数のチャンピオンを輩出してきたマスタースダカーならではの美しいアサナへ皆様をいざないます。 アジャストメントはヨガインストラクターとして避けて通れない重要な役割のひとつです。 一体何割のヨガインストラクターが自分のアジャストメントは適切だと思っているでしょうか? 確かな知識に基づかないアジャストメントの一番の危険性は、いうまでもなくあなたの生徒に怪我をさせてしまうこと。そしてヨガの怪我は完癒が難しいこと、ヨガインストラクターとして生徒の身体を預かる準備は出来ていますか? そして、もう一点アジャストメントで陥りがちな危険は、度重なる無理な姿勢でのアジャストメントによって自分自身の身体を痛めてしまうという点です。 自分より身体的に大柄な生徒や重量感のある男性のアジャストで肩や腰を痛めたりした経験はありませんか?生徒はインストラクターを選べますが、インストラクターは生徒を選べません。肉体的に自分より重量がある生徒にどうしたら、自分も腰を痛めることなく、かつ適切なアジャストメントとサポートを提供できるのか、インストラクターの力量の見せ所です。 繊細かつ的確なアジャストメントに定評のあるマスタースダカーは断言します、アジャストメントは芸術だ、と。筋肉や力強さなど、本来アジャストメントに不要であることをこのクラスで皆様に実践的に説明させていただきます。 生徒の身体を見ること、そのエネルギーを読み取ること、そして必要なアジャストメントを施すことなどを実技テーマとして展開していきます。 ヨガ指導者を志す方、既にヨガを指導している方、皆様のヨガプラクティスとティーチングを一段上の高みへといざなう香港の一番人気ヨガマスターによる指導者講座をお楽しみください。

09/21 11:00-12:30
中以上・中級以上
スダカー・ディーナン