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座学内容：
1）この座学ではジニャーナ・ヨーガのポイントをわかりやすく説明します。
2）呼吸法と瞑想
実際的には抽象的で、哲学的で難しい分野なので、もう少し平易にヨーガの観点から、自分を見つめ直していくというスタンスでお話ししたいと思います。
また呼吸法と瞑想で自分の内側を共に体験する実践を行います。
ジニャーナ・ヨーガとは：
ジニャーナ・ヨーガは、知識（ジニャーナ）のヨーガ（道）です。ジニャーナはジニャー「知る」に由来します。知性（知識）を深めることで、「私」とは何かを知ろうとするヨーガの道です。つまり、「本当の自分」（真我）探求の道です。
真我を知ることで宇宙の根本原理（ブラフマン）とつながります。いわゆる、「梵我一如」（梵＝宇宙的自己、我＝個人の自己）の境地です。コップの内側の空間（個人の自己）は外側の空間（宇宙的自己）と同じだと見るわけです。
ヨーガでは、「真我（プルシャ）と物質原理（プラクルティ）の二元論をもとにしており、両者を区別すること」がゴールですが、ジニャーナ・ヨーガは「真我（アートマン）、物質原理はブラフマンの現れでありブラフマンのみが唯一の存在である」と知ることがゴールです。